ガイドプロフィール
KUROSAWA ATSUSHI (通称:クロさん)

1986年渡豪。 在豪歴21年のベテランガイド。
1989年に永住権を取得。日本の企業に勤務していたが、1995年に会社を辞め、日本の22倍の面積を持つオーストラリアを旅しながら、様々な冒険にチャレンジする。その後、シドニーのツアー会社に就職し、4WDツアーのガイドとして経験を積むが、既成のツアーに飽きてしまい、1997年独立。一般的なツアーの他に、誰も出来ないオリジナルツアー・アドベンチャーツアーを企画し、旅行会社を設立する。

現在はK . I . TOUR AUSTRALIA代表
クロさんについて その1

クロさんは、これまでにオーストラリア中を旅してきた。しかし、未だにその冒険心は衰えを知らない。時間ができると一人でも新たな冒険を探しに行ってしまう。最近もまた、ダウンアンダーを1周しようなんて考えているから恐ろしい。スチュワーデスの奥さんも大変である。それほどオーストラリアとは奥深い魅力の大陸なのだから仕方がないのか・・・・・    今まで、クロさんのツアーは、 あまり宣伝されていなかったが、口コミでワーキングホリデーの若者や学生に噂が広まり、エアーズロックやタスマニアの長期ツアーが人気となっていった。現在この長期ツアーは大変人気があるため、予約は入りにくいかも知れない。
またオーストラリアを知り尽くした、数少ない日本人として、日本のテレビ番組制作のコーディネーターなども時々飛び込んでくる。2000年の6月は、「オーストラリア爆走2000キロ」で椎名桔平と高知東生をハーレーダビッドソンで走る番組制作をコーディネーターとしてサポート。しかし本業は、あくまでも4WDアドベンチャーガイド。オーストラリアの本当の凄さを味わってもらうツアーを追求し続ける。 それにしてもシドニーからのオリジナルツアーで、これほどまでに卓越したガイドが他にいるだろうか?ネイティブな英語力と日本人だからわかる繊細な感覚、現場での臨機応変な判断力と行動力はとても頼もしい。長期の旅を共にしてみて、絶対に信頼を置けるガイドだと僕は思っている。一度案内をしたお客は、必ずまた彼のツアーでオーストラリアを旅したくなると言うのもうなずける。時々受けないダジャレを言うのが欠点。クロさんに言わせると 「俺のしゃれは高度すぎて、みんなついて来れない」らしい? それから、クロさんが作るキャンピング料理は評判が良い。日本人の好みを知っているから安心だし、和食から本格派のオージー料理と幅広い。 オージー旅行の場合どうしても食事が単調で選べないことを考えると、これは大変ありがたいことなのだ。 アウトドアー全般を多彩にこなすクロさんだが、釣りの腕前もかなりのものである。餌釣りから、ルアー、フライと器用にこなす。タスマニアではワイルドなレインボートラウトをクロさんがルアーで、僕がフライで勝負したことを思い出す。 また最近はオートバイを運転して、バイクのツアーも企画中とのこと。
(2001年2月〜3月18日間を共に旅した  新宿区在住 小次郎)

クロさんについて その2
 

山男のような風貌のクロさん。(一時期顔中ひげを生やしていた。今はもう生えてない)日本でもアウトドア派は増えているけれども、こんな雰囲気の人物は中々いない。元高校の英語教師で、渡豪してからはいろいろな仕事を経験し美人のスチュアーデスの奥さんとシドニーに住み、オーストラリアの大陸を愛し、今はオリジナルツアーのガイドをやっている。それも大手のありふれたツアーを嫌い手作りのツアーを組んでいる。ここまでの設定だけでも気の利いたテレビドラマのシナリオが書けるような気がする。『将来、郊外に牧場を買い、ロッジを建て、日本の人たちにゆっくりして貰いたい。』なんて飲みながら話しているのを聞くと根っから日本人じゃない。日本人は休暇もすくないから海外旅行といえば、やたら詰め込んで名所を回る傾向があるような気がする。でもそれも飽きてきたからフリーのツアーが多くなってきたのか。お客の『同じエアーズロックに行くのにもかわった旅がいい。』なんてリクエストに答えたから、砂漠の真中の温泉にまで行くことになったのか、話を聞いているだけでワクワクしてくる。これは旅の内容もすばらしいのだろうけれど、クロさん自身の生き方に触れることが楽しいのではないかと思う。日本なら全くフリーな行き当りばったりの旅ができるかもしれないが、オーストラリアはクロさんのようなパートナーがいないと難しいでしょう。なんせ感覚が違いすぎる。以前ケアンズで1メートル弱のサワラを釣り上げ、大物だ!と喜んでいたら、『オーストラリアではこれは次の大物を狙うエサだ。』と言われた。はじめは大げさだと思ったけれども、どうも本当の話らしい。タスマニアの国立公園にテントを張って泊まった。夕食の準備をしているとワラビーやポッサムが近寄ってきた。はじめは喜んで写真を撮っていたけれども、こんなことは珍しくも何ともないことだった。そのぐらい身近に動物がいる国だ。クロさんの旅は中年の私ですらワクワクするのだから、若い世代には一生忘れられない旅になるでしょう。
(東京都 自営業 小沢 高志)

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