タスマニアン・デビル
タスマニア島だけに生息する肉食の有袋類タスマニアンデビルは、ねずみとか蛇とかの小動物など生死を問わず、バリバリと食べてしまうところから悪魔の名をもらってしまった。車で走っていると跳ねられたカンガルーの死体を食べに来たデビルが、また車にひかれて死んでいる二重事故を良く見かける。ポートアーサー付近の「タスマニアンデビルパーク」では餌付けが見られる。ここでは怪我や病気のため、野生では生きていけない動物達を治療し、治ったら野生に戻している。(遭遇:タスマニア)
Photo No.1
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カモノハシ
プラティパスと呼ばれるオーストラリア固有の動物。アヒルのようなクチバシと水かきが可愛い。哺乳類なのに卵を産むという掟破りの生き物だ。実はこのカモノハシのように卵で生んでお乳で育てるという動物がもうひとついる。オーストラリアのハリモグラだ。この2つを哺乳類とは区別して単孔類と言う。世界中を捜してもこのような動物は大変に珍しい。タスマニアでは野生のカモノハシによく遭遇する。
(遭遇:タスマニア)
Photo No.2
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エミュー
エミューは飛べない鳥でアフリカのダチョウについで、世界で2番目に大きい鳥類である。フリンダースレンジス周辺にはたくさん野生で生息している。
(遭遇:エアーズロックツアー)
Photo No.3
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カンガルー
ブルーマウンテンズ国立公園内には野生のカンガルーが95%以上の確率で見られる場所がある。
イースタングレーカンガルーという東海岸沿いに生息する種類だ。動物園のカンガルーとは違って餌をあげようとしても見向きもしないし、近寄ると逃げる。(遭遇:ブルーマウンテン、エアーズロック、タスマニア、その他)
Photo No.4
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ポッサム
キャンプ場で日が暮れてくると必ずこいつが現れる。初めはかわいいからと食べ物をあげたりして遊んであげるのだが、だんだんとその図々しさに腹を立ててくる。隙を見ては、折角の晩御飯を横取りするのだ。要注意!
(遭遇:タスマニア、その他のツアー)
Photo No.5
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トゲトカゲ
英語では,Thorney Devil。エアーズロック周辺の赤い土地の事を「レッド センター」と呼ぶが、この辺りの草むらに生息する可愛いいトカゲ。人間に全く害は無い。主食は、アリなどの小さな昆虫類。アリの巣の前に待ち伏せて出てきたアリを次々に食べてしまう。動きもとってもユーモラスだ。
(遭遇:エアーズロックツアー)
Photo No.6
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シングルバック
尻尾が太くおとなしくしているとどちらが頭か見分けがつかない。これも天敵のデザートイーグルや、ウエッジテイルドイーグルなど大きな肉食の鳥から身を守るためだ。
(遭遇:エアーズロックツアー)
Photo No.7
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野生のラクダ
オーストラリアの内陸には、本当に野生のラクダがいる。もちろん原生の動物ではない。開拓時代に内陸を探検するために、アフガニスタンから、輸入したのだ。その後探検隊が乗り捨てたラクダが野生化したのだ。
(遭遇:エアーズロックツアー)
Photo No.8
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ハリモグラ
英語名はエキドナー。カモノハシと同じ単孔類。
頭を地面に突っ込んでいるが、顔は取っても可愛い。
(遭遇:タスマニアツアー)
Photo No.9
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ペリカン
リトルネルソンベイに集まるユーモラスな顔をしたペリカンたち。大きな翼を広げて飛ぶ姿も雄大だ。
(遭遇:ポートスティーブンス)
Photo No.10
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クロコダイル
ワニと言えば、映画「クロコダイルダンディ」を思い出す!オーストラリアには2種類のワニがいて、「イリエワニ」という種類がもっとも狂暴で危険な奴だ!海にも出没し、まれに海水浴場にも姿を現すというから怖い!シドニーには生息していないがケアンズから北部の川で釣りをしていると出会うことがある。また、彼らを見るには雨季よりも乾燥期が良い。
(遭遇:ケアンズ以北)
Photo No.11
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タイガースネーク
オオーッ!なんだこの蛇は!写真では白っぽく見えるが、本当は黒だ!その名も「タイガースネーク」という。毒も半端じゃないらしい!こんな蛇に出会ったら逃げるしかないが、幸いなことに、彼は攻撃性が強くないので、人を見ると逃げて行くと言うから、実はおとなしい蛇である。ガイドの話だと「そっとしておくと逃げていくよ」とのこと。釣りの時は岸辺の水周りに気をつけてください。
(遭遇:したくない!)
Photo No.12
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